夢を司るネイティブアメリカンのお守り

ネイティブアメリカンの古くからの言い伝えでは、夜の空気は良い夢と悪い夢の両方で満たされているといわれています。

ドリームキャッチャーをベッドの近くの窓際などに吊るし、夜の空気を通すと、ポジティブな夢は穴をすり抜け羽根を伝って降りてきて、ネガティブな夢はキャッチャーに絡まり、一日の最初の太陽の光で滅びます。

ドリームキャッチャーは、オジブワ族(別名チペワ族)の人々が最初に作ったとされ、その後物々交換によって他の民族に広がっていきました。

オブジワ族の作ったものは柳の曲げ木で輪を作り、シニュー糸(動物の腱で作った糸)を蜘蛛の巣状に貼っていき、羽根、矢じり、ターコイズ、ビーズなどネイティブアメリカンの人々に欠かせない神聖なもので彩られていました。

曲げ木で作られた輪はネイティブアメリカンに広く伝えられる輪、「フープ」を表し、「フープ」は自尊心や強さ、団結を意味しています。
一部の部族には現在でもこれを使ったフープダンスという儀式が受け継がれています。

ドリームキャッチャーに関する神話

昔、まだ言葉というものが存在せず、音によって意思表示をしていた頃、ネイティブアメリカンの長老メディスンマンが高い山の上で「ビジョン」を見ました。
イクトミという知恵の使者が蜘蛛になって現れ、羽根と馬の毛、ビーズで飾られたフープを持ち、そのフープに蜘蛛の巣を貼りめぐらせ、それを回しながら長老に心の声で語りはじめました。

「人の命がどのように始まり、成長して、そして老いていくかを悟り、この輪を完全にするためには生まれた命を大切にしていかなければならない。」と。さらにクモの巣の輪を回しながら、

「人生には良い時もあれば、悪い時もある。あなたが良い力に耳を傾けるならば、精霊たちはあなたを正しい方向へ導くでしょう。しかしあなたが悪い力に耳を傾けた場合、彼らは間違った方向に導き、あなたを傷つける可能性があります。この力は人生を助けることもできるし、自然の調和をも滅ぼすことができるのです。」

イクトミはそのクモの巣の輪を長老に渡し、言いました。
「この輪を人々が良いアイディア、夢を得て、そして良い方向に向かうために使いなさい。この輪はアイディアや夢をふるいにかけ、良いものだけが通り抜けられ悪いものは捕まえられる。」

長老はこのビジョンを人々に伝え、この輪はドリームキャッチャーとして広くネイティブアメリカンに知られるようになりました。

ドリームキャッチャーは未来への運命を開いてくれるともいわれています。作られる製品は現代風のものに代わりましたが、今でも当時の製法が受け継がれています。


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