インディアンジュエリー人気作家 Jesse Robbins のメイキングをレポート!

Jesse Robbins(ジェシー・ロビンズ)

1982年アリゾナ州プレスコット生まれ。
現在もプレスコットに住み、ジュエリー製作をしています。
大学では考古学を学んでいたそうで、アーティストのJock Favour、Randy”Bubba”Shckelford との出会いによりインディアンジュエリーの伝統的な手法を学びました。

1920~1940年代の初期のようなジュエリーを製作します。
シンプルな中にもオールドスタイルの味わいが際立つ作風の作品が多いです。

◆Jesseの工房はこんな感じ!

自宅の横のガレージがジェシーの工房です。
地金はキャストの型に流し作成するそうです。こちらが作成した地金・・・

この地金をハンマーでパウンディングしていきます。
このパウンディングが重要!!叩くことで空気が抜け、銀が強くなるそうです。

ジェシーのジュエリーの裏側に注目!ハンマーの跡を見ることができます。

ハンドメイドの重厚でやわらかな質感と、素材感・・・ジェシーのジュエリーの醍醐味です!

◆Jesseが使っているスタンプはこちら!!

きちんと整頓されています。
スタンプ自体も古いものにこだわって集めていました。
また細かいデザインも多く、スタンプ自体にもかなり価値がありそうでした。

これらのスタンプを使って作成された作品。
繊細ながらも迫力のスタンプワーク、メイキングの工程を見せていただきました。
プレートをカットするときに糸鋸は使いません!
銅版のような板を敷き、その上にプレートをセット、スタンプで叩き切ります。

◆ターコイズや古いコインもたくさん持ってます!

考古学を学んでいた頃のお給料は、ほとんどターコイズに充てていたそう。
ラフの状態ものも多く、ルースは自分で研磨するそうです。
自ら鉱山に掘りに行くほど、ターコイズにこだわりをもつJesse。
アパッチ・シャイアンなどは自ら鉱山まで行ったそうです。ブルーの鉱脈を見つけるのはとても大変な作業だった・・・と話してくれました。
アメリカ産のナチュラルターコイズ・・・と言うだけで今ではとても貴重なものなのだそう・・・

インディアンジュエリーは、一部店舗を除く全国のマライカ、または、公式オンラインショップでも販売しております。