Sunshine Reeves → MALAIKA MITI AOYAMA 2017

インディアンジュエリーの人気アーティスト、サンシャインリーブス氏がマライカ青山店へご来店されました。
6月某日、お昼12時。
梅雨だから…と言うより、嵐に近い大雨そして強風。
そんな中、傘もささずに現れた大男、サンシャイン・リーブス氏!

風邪を引かれては困る、寒くはないですかの問に、「I’m OK!」と、なんともカラリとしたお返事をいただいた。

ご来店告知は14時。だいぶ早いため一先ず腹ごしらえ、と傘を持たずに外出。
またずぶ濡れで戻られ(もう気にしない)丸太のスタンプ台の前にスタンバイ。

マライカMITI青山店

あ、、まだお客様どなたもいらしてないのですが…

外は歩くのも一苦労な大荒れの天気。
思えば6年前、故ゲーリー・リーブス氏がご来店された時も、台風直撃のすごい日だった。まさに嵐を呼ぶファミリーなのか。

その様な中、ご来店下さったお客様、誠にありがとうございました。

サンシャインリーブス

まずはバングルの制作から。
「これが一番大事なんだ」とコンパスのような、間隔を計り決める「ディバイダー」という道具。
デザインをする上での線引きを決め、その間にスタンプの模様を打ち込んでいく。───サンシャイン氏のきっちりした印象のスタンプワークは、この土台から始まっていた。

スタンプを選んだら、とにかく速い手さばきで連打していく。このスピード、どんどん模様が繋がり仕上がっていく様は、只々見いってしまう。

気分を変えて、次はコイン(銀貨)にスタンプを打ち始めた。
───初めて見る、サンシャイン・リーブス氏のコイン材制作…。
シルバー925材とはまた違う、鈍い打音が店内に響き渡る。

こちらもあれよあれよと模様で埋め尽くされ、裏側には何を思ったか、「STERLING」の刻印ドンッ!
コインでしょ!の総ツッコミを受けながら、手書きでCOINと入れてくれた。

その後で、バングルの後半戦に入った。

いつもの氏のピカピカ鏡面に磨き上げる機材が無かったため、レアなつや消し作品に。

裏側には手書きでMADE IN JAPAN の文字が。

マライカ青山店の店内で仕上げたスタンプワーク。


バングルは、内側にMADE IN JAPANを打ち、アメリカで完成。
時折、お客様との談笑やプライベート写真を見せてくれたりと楽しまれたご様子。

お客様がご購入されたインナースタンプのリングの表(鏡面無柄)へ文字入れを実施、これがつるつると滑り、アゥッ!と、何やらやらかした声を出しながらも、場を和ませていただきあたたかい会になった。

最後はお客様一人一人と握手、写真撮影やサイン入れを経て終了。
雨は止んだ。お日様が…とまではいかなかったが、ナバホ族のシルバースミスは、夕方の蒸した青山の雑踏に消えて行っ、、

行かない!でかくて目立つ!!


《お詫び》
この度のイベントにつきまして、緊急決定であったため、告知から開催日の間が短く、多くのお客様のご都合が難しい日時でありました。申し訳ございません。

より多くのジュエリーファンの方々にお楽しみ頂けます様、イベントをご案内して参ります。
今後とも宜しくお願い致します。

MALAIKA MITI 青山店 店長N


サンシャインリーブスの作品は、日本では有名セレクトショップにも並び、雑誌でも取り上げられ、インディアンジュエリーに馴染みのない方にも大人気です。
シルバーに刻まれた美しいスタンプワークとデザインセンスは抜群。青山店では、サンシャインリーブスの作品も多数販売しておりますので、どうぞお手に取ってご覧ください。

マライカMITI青山店

住所 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷 2-1-11 郁文堂ビル 1F
TEL: 03-3797-6679

前回はナバホ族女性アーティスト、ジェニファーカーティスにご来店いただきました。

2011年には、サンシャインリーブスの兄、故ゲーリーリーブスにご来店いただき、イベントを行いました。
ゲーリーリーブスは、狸小路店、仙台店、吉祥寺店、青山店、心斎橋店、大須店、中華街店、沖縄店と全国のマライカで見事なスタンプワークを披露してくれました。その後、2014年に、他界されました。
その弟であるサンシャインリーブスは、マライカにとってとても所縁のあるアーティストです。


ゲーリーリーブスのイベントの様子(YouTube)

サンシャインリーブスの作品は、オンラインショップでもご覧になれます。
公式オンラインショップ/Sunshine Reeves